クリアファイル と クリアホルダー は同じもの??

今回は業界特有の素朴な疑問について調べてみました。

これ、思うに弊社のようなクリアファイルの印刷をしている印刷会社の方でも、うまく説明できなかったりするのではないでしょうか?

よかったら参考にしてみてくださいね!

 


 

さて、疑問というのは…

お客さまからクリアファイルに関してお問い合わせやご注文をいただく際に、

「クリアファイル」「クリアホルダー」の2種類の名称が混在しています。

弊社のような印刷会社では通常「クリアファイル」と呼ぶのが一般的。

 

どういうこっちゃ…

ちょっと調べてみました。

日本ファイル・バインダー協会のホームページ( http://www.j-fba.jp/ )によると

FBメーカー(ファイル・バインダー製造メーカー)が言うところの「ファイル」の定義は、

記録済みの文書を挟み込んで整理・保管するための表紙のこと

ふむふむ、記録済みの…というところがポイントのようですが……。

 

では記録済みの書類を綴じ込む物が「ファイル」であれば、

私たちがよく「バインダー」と呼ぶものはいったい!??

なんと!!

とじ穴のある未記録の用紙を綴じ込む表紙「バインダー」と呼ぶそうです。
(ルーズリーフなんかがこれ)

 

ファイル  = 記録済みの文書を挟み込んで整理・保管するための表紙

バインダー = 未記録の用紙を綴じ込む表紙

 


 

肝心の「クリアファイル」「クリアホルダー」はどうなのでしょう?

同様に日本ファイル・バインダー協会のホームページを見ると、

弊社が「ファイル」と呼んでいるものには「ホルダー」という名称が付けられています。

FBメーカーにおいての「ファイル」は記録済み文書を挟む表紙の総称なので、名称を区別する必要があったのではないでしょうか?

「ファイル」の中の「ホルダー」という位置づけです。

つまり、「ファイル」という大きな商品群があって、その中のひとつに「ホルダー」(クリアホルダー)が含まれているわけです。

但し、「ファイル」の中にはフォルダー」という物があったりして、少し紛らわしさを感じる部分も…

 

さて、今回調べて分かったことは、

業界によって名称が違うだけってことなんですね。

でも実際のところ、弊社にお問い合わせやご注文いただく際には、

「クリアファイル」「クリアホルダー」どちらでもよかったりします。

だって、同じものですからね!!

 

 

クリアファイル  =  クリアホルダー