ライメックス クリアファイルってどうなの??実際に作って検証してみた…

突然ですがライメックス(LIMEX)をご存知ですか?

昨年海洋プラスチック問題が話題になりましたが、その辺りからニュースや新聞、テレビ番組などで取り上げられていたので知っている人も多いのではないでしょうか。
プラスチックの代替として期待されている、紙でもプラスチックでもない石灰石から作られた新素材です。

弊社では、そのライメックスを使ったクリアファイルの取り扱いを始めました。
認知度も高いためでしょうか、ありがたいことに販売開始からすぐに問い合わせやサンプル請求をいただいています。

■以前にも同じような素材のクリアファイルがあった。
そんなライメックスのクリアファイルですが、実は以前にも同じような素材のクリアファイルを取り扱っていたことがあります。ストーンペーパーという素材(紙?)を使ったクリアファイルです。こちらも石灰石を主原料として作られたエコな素材です。
えっ?どっちも石灰石?何が違うの??…と思ってしまいますが、実はほぼ同じような物…と言っても支障はないと思います。
ライメックスとストーンペーパー、どちらも主原料は「石灰石」。つまりライメックスもストーンペーパーということになります。(ややこしい…)

ライメックスを開発した日本のベンチャー㈱TBMさんは、もともとストーンペーパーの販売代理店をされていたそうです。ストーンペーパーは台湾の企業が開発したエコ素材。画期的な素材だったのですが、残念ながら日本では品質、コスト、そして重さなどがネックとなり販売は伸び悩んだ模様。
弊社も以前に何度か印刷したことがありますが、難しかったと聞いていますし、溶着加工や重さなどいろいろな部分で問題があったようです。
㈱TBMさんは需要はあるが品質に問題があると考え、さまざまな課題を解決するために独自開発に舵を切った結果生まれたのが、メイドインジャパンのストーンペーパー「ライメックス(LIMEX)」なのです。

品質については、ばらつきのあった紙厚が均一になり、重さも特許技術により幾分軽くなっているようです。


■ライメックスの取り扱いに際し実際に印刷テストをしてみました。

ストーンペーパーと比較して…
●印刷時に発生する粉が少ない
●溶着の付き具合が少し強い印象(通常のPPと比較すると少し弱い)
現場からは特に粉の付着が少ないのが高評価でした。

実はライメックスには種類があって、弊社の使用するライメックスはPP(ポリプロピレン)を約4割ほど含んだ半透明タイプ。PPを少し多めに含んでいるのが特長で、それにより溶着も割としっかり付きます。

透け感はこんな感じ。

意外に透けるので、絵柄を印刷しなければ書類の有無くらいは確認できます。
一方ストーンペーパーはほぼ透けません。ここは大きく違うところ。
これは、どちらがいいということよりも目的によるなと…。

次に重さをストーンペーパーと比較してみました。
A4ファイルに仕上げたものを実際に計測してみました。
どのくらい軽くなってるかな~っと……、ん?あれ?? 同じ??
なんと両方41gという結果。そこで、厚さをマイクロメーターで計測。
すると…、ライメックスのほうが1割ほど厚いことが判明。
重量が同じなので、もしもぴったり同じ厚さであればライメックスのほうが軽いということですね。
まぁ、でもこれは、であれば…なので、実際には重さはほぼ同じと考えていいでしょう。
製造ロットによる誤差もありますし…。

さてお次は、強度について。
クリアファイルは書類の保管などに使うので、簡単に破れてしまっては困ります。
実際にどのくらいの強度があるのか試してみました。
手だけで縦と横の辺を破ることができるかどうか…。

結果が一番下の画像になります。
普通に破ろうとしても簡単には破れないことがわかりました。
PPを含んでいるためか、破れるよりも伸びる感じです。
ただし、絶対に破れないわけではありません。(意地悪な破り方をすると破れます)
通常のPP よりは裂けやすいので注意が必要ですが、普通に使う分には十分な強度だと思います。


【まとめ】

最後にライメックス クリアファイルのエコ以外の部分ついてザクっとまとめます。
●半透明なので中身が適度に透ける(トレーシングペーパーのような感じ)
●破れにくく水濡れにも強い(ただし破れにくさはPPほどではない)
●重さはストーンペーパーとほぼ同じ(完全に同じサイズ、厚さであればライメックスが若干軽い)

今回は石灰石が主原料のライメックス クリアファイルについて、少し掘り下げてみました。
ご検討いただく際にぜひ参考にしてみてください。

▼▼▼ ライメックス クリアファイル ▼▼▼
http://www.sanwasp.com/clearfile/limex-clearfile/