点字加工でバリアフリーなクリアファイルを作りませんか?

 

点字と聞いてみなさんは何を想像しますか?

歩道や駅のホームにある点字ブロック
エレベーターのボタン、…
それともお酒の缶ですか?

点字は様々なところで使われていますが、普段から気にかけていないと気付かないかもしれません。

近年ではユニバーサルデザインが少しづつ認知されるようになり、より多くの人に情報を伝えることの必要性が高まっています。
しかし、情報伝達の一翼を担う立場である印刷業界を見てみても、ユニバーサルデザインを取り入れた印刷物もまだまだ少ないですし、視覚障がい者に配慮した印刷物を見ることはとても少ないように感じます。

 

クリアファイルに点字加工ができる??

広報や啓発などの情報が印刷されたクリアファイルは、情報伝達ツールとして広く活用されています。
弊社はもともとユニバーサルデザインを意識した製品をいくつか企画し販売しています。その中でも、左ききの人にも使いやすいクリアファイル「ユニバーサルファイル」は、官公庁や学校に採用され多数の製作実績があります。
そんなこともあり、点字クリアファイルの商品化は必然だったとも言えますが、いきなり社内で企画が上がったわけではありません。
点字加工されたクリアファイルの製作依頼を受けたことがきっかけで、点字加工のノウハウを持つ製造パートナーに出会い、点字クリアファイルを商品化することができました。

 

実は意外に難しいクリアファイルへの点字加工
紙に点字加工する場合、近年ではインクジェットプリンターを使用して、点字を印刷する方法が主流となりつつあります。しかしクリアファイルの場合、素材のPP(ポリプロピレン)への密着性が悪くはがれやすいため使用することができません。
そのため弊社ではプレス方式の点字を採用。裏面より型押しする方法で、絵柄に響くというデメリットはありますが、耐久性にコストや生産性などを考慮すると最も確実な方法といえます。またPPへのプレス点字は読みやすいとの評価をいただいています。

 

点字クリアファイルの活用シーンについて考えてみると…
官公庁や自治体、福祉施設などが広報を目的としてクリアファイルを配布する場合は、点字が必要ではないでしょうか。たとえば防災・防犯などの啓発、サービスやイベントなどの告知などに活用されていますが、そのような時こそ視覚障がい者にも情報を伝えることのできる点字の出番ではないかと思います。

 

清潔に使える安心の抗菌素材
手で指で触れる物だから長く安心して使えるよう抗菌剤が練り込まれたPP(ポリプロピレン)を使用します。
※2022年2月より素材を抗菌効果のないPPナチュラルに変更し、表面に抗ウイルス・抗菌印刷する仕様に変更しました。

 

大切な情報をすべての人に
実は身近なところで使われている点字ですが、普段から気にかけていないと気づきにくいものですよね。
点字は視覚障がい者に情報を伝えるための手段であると同時に、伝える側のイメージアップにもつながります。
興味を持たれた方はこちらもぜひ↓↓↓

点字クリアファイル
https://www.sanwasp.com/tenji-clearfile/