新商品 PVCフラットケース ~小物の収納に役立つスナップ付きソフトケース

久しぶりに軟質PVC製の新商品PVCフラットケースをリリースしました。

目新しさはないものの、スナップでパチンと止められるフタが付いた実用的なソフトケースです。文房具やちょっとした雑貨などを入れておくのにとても役立ちます。サイズはLとMの2パターン。素材に半透明の軟質PVCを使用するので中味が見えて便利です。

よくあるオーソドックスな形状で、これといって目新しさは無い感じがしますが、実は製造工程では結構チャレンジしていたりします。
それは印刷後の溶着の部分。

通常PVC同士をくっつける際は、高周波溶着と呼ばれる方法が用いられます。金属製のウエルダー型(金型)を使用し、2枚重ねのシートの溶断と溶着を同時に行うので、すっきりとした溶着部分に仕上がるのが特長です。
一方、新たにリリースした「PVCフラットケース」は、クリアファイルと同じ超音波溶着という方法で溶着しています。メリットは一枚の材料から形成できるので、内側全体(印刷面全体)に印刷が可能で、溶着部分に絵柄を印刷することが可能です。その他、折り目が少しふんわり仕上がることも特長です。

 

画像で詳しく見ていきましょう。


L(163mm×270mm)、M(113mm×210mm)の2サイズ。

 


まずは(M)サイズから見ていきましょう。


名前はフラットケースですが、少しふんわりとした仕上がりです。


溶着強度の高い超音波溶着で貼り合わせるため、両面ともに溶着部分にも絵柄を印刷することができます。


スナップ付きで、フタもしっかり止まります。


フタを開いたところ。透明素材なのでクリアファイルのように裏面から印刷しています。


これは裏側。片面全体に印刷することができるので、しっかり裏側にも印刷されています。

(小ペンやはさみなどを収納するのに最適なサイズです。


マスクケースとしても活躍します。(抗ウイルス・抗菌印刷も可能)

 


続いて(L)サイズ


はがき大のメモ帳も縦に収納できるほか、マスクケースも余裕で入ります。


Mサイズと同じくスナップでフタを止めることができます。


サイズ以外は(M)と同じ仕様。表面、裏面ともに端まで絵柄が印刷されています。


裏側もクリア素材なので中味が見えて便利です。


マチは無いものの軟質素材なので、少し厚みがある物でも難なく収納できます。

 


新商品 PVCフラットケース いかがでしたか?
従来であれば強度の問題から溶着部分には絵柄を印刷できませんでしたが、溶着の方法を変えることにより内側全体(印刷面全体)に絵柄の印刷が可能になりました。地味な部分ですが、それって意外と大事なことですよね!
気になった方はぜひサンプルをお申し付けください。

PVCフラットケースの製品ページはこちら